三鬼商事が公表した2025年6月時点の東京ビジネス地区のオフィスマーケット(公表内容はこちら)によると、各指数は次の通りでした。
・平均空室率:3.37%(前月比0.19ポイント減)
・平均賃料:20,877円(前年同月比4.49%増、前月比0.49%増)
目次
オフィス系J-REITの購入も一案
上記の通り、オフィスマーケットは改善しています。そこで個人や法人の投資先として、オフィス系J-REITも一案だと当社は考えます(J-REITの一覧はこちら)。J-REITを購入及び保有することにより、銘柄によっては、配当金(J-REITの場合「分配金」と呼ばれる)という不労所得を得ることが可能となります。
オフィス系J-REITの一例はサンケイリアルエステート投資法人
オフィス系J-REITの一例として、サンケイリアルエステート投資法人(2972)が挙げられます(当法人のウェブサイトはこちら)。当法人の保有物件数は、本記事の作成時点で下記の通りです。
・オフィス:10
・中核的アセット群(ホテル等):7
上記の通り、当法人はオフィスを主に所有しており、賃貸事業の収入が売上の大部分を占めています。具体的なオフィスは、本記事の作成時点で下記の通りです(当法人のポートフォリオ一覧はこちら)。
・東京サンケイビル(※譲渡決定済み)
・S-GATE日本橋本町
・S-GATE秋葉原
・日比谷サンケイビル
・八丁堀サンケイビル
・S-GATE赤坂
等
サンケイリアルエステート投資法人の分配金は増加傾向
オフィスマーケットの改善を背景にして、コロナ禍後のサンケイリアルエステート投資法人の分配金は下記の通り増加傾向です(出典はこちら)。当法人は6ヶ月ごとの決算です。
・2023年8月期:2,418円
・2024年2月期:2,221円
・2024年8月期:2,369円
・2025年2月期:2,451円
株価は政治及び経済の状況により上下するものの、分配金は上記の通り安定的に増加しています。
オフィス系J-REITを購入して、分配金という不労所得を得るのも一案
上記の通り、サンケイリアルエステート投資法人の分配金は安定的に増加しています。当法人に限らず、オフィス系J-REITを購入して、分配金という不労所得を得るのも一案と当社は考えます。
【留意点】
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・本記事のいかなる内容も将来の市場環境、将来の投資収益等を保証するものではありません。投資する金融商品の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。