6月の宿泊者数は2.8%減!外国人も減少!ホテル系J-REITを購入して分配金という不労所得を得るのも一案!一例はインヴィンシブル投資法人

観光庁が公表した2025年6月の宿泊旅行統計調査の第1次速報によると、延べ宿泊者数は下記の通りでした。

・延べ宿泊者数(全体):4,921万人泊(前年同月比2.8%減)

その内訳は下記の通りでした。

・日本人:3,597万人泊(前年同月比3.4%減)
・外国人:1,324万人泊(前年同月比1.3%減)
(出典:観光庁、「宿泊旅行統計調査」、本記事作成日に検索

上記の通り、日本人と外国人の宿泊者数が共に減少するという結果でした。

ホテル系J-REITを購入して分配金という不労所得を得るのも一案

上記の通り宿泊者数は減少しました。一方で、インバウンドの消費額は順調に伸びており、消費先の割合としては宿泊費が最も高いです(詳細はこちらの記事を参照)。

そこで本記事作成時点では、個人や法人の投資先としてホテル系J-REITも一案だと当社は考えます(J-REITの一覧はこちら)。J-REITを購入及び保有することにより、銘柄によっては、配当金(J-REITの場合「分配金」と呼ばれる)という不労所得を得ることが可能となります。

ホテル系J-REITの一例はインヴィンシブル投資法人

ホテル系J-REITの一例として、インヴィンシブル投資法人(8963)が挙げられます(当法人のウェブサイトはこちら)。当法人の保有物件数は、本記事の作成時点で下記の通りです。

・ホテル:104
・住居:41
・その他:1

上記の通り、当法人はホテルを主に所有しており、賃貸事業の収入が売上の大部分を占めています。具体的なホテルは、本記事の作成時点で下記の通りです(当法人のポートフォリオ一覧はこちら)。

・ホテルマイステイズ
・フレックスステイイン
・アパホテル
・スーパーホテル
・コンフォートホテル
・亀の井ホテル
・アートホテル
・シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル

インヴィンシブル投資法人の分配金は増加傾向

インバウンド消費額の増加を背景にして、コロナ禍後のインヴィンシブル投資法人の分配金は下記の通り増加傾向です(出典はこちら)。当法人は6ヶ月ごとの決算です。

・2023年06月期:1,464円
・2023年12月期:1,640円
・2024年06月期:1,917円
・2024年12月期:1,982円

株価は政治及び経済の状況により上下するものの、分配金は上記の通り安定的に増加しています。

以上、参考になれば幸いです。

【留意点】
・本記事は、情報提供を目的としたものであり、金融商品の取引を推奨、助言又は勧誘するものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。実際の投資等についての最終的な決定はご自身で行ってください。
・本記事は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
・本記事の内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
・本記事のいかなる内容も将来の市場環境、将来の投資収益等を保証するものではありません。投資する金融商品の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。

関連記事

  1. 6月の訪日外国人数は7.6%増!過去最速で累計2,000万人を突破!ホテル系J-REITを購入して分配金という不労所得を得るのも一案!一例はインヴィンシブル投資法人

  2. 1-3月期のインバウンド消費額は前年同期比28.4%増の2.2兆円!ホテル系や商業施設系のJ-REITを購入して分配金という不労所得を得るのも一案!一例はインヴィンシブル投資法人

  3. 韓国人観光客はなぜ日本に来るのか?理由は近さ、円安、グルメ、文化等!ホテル系J-REITを購入して分配金という不労所得を得るのも一案

  4. 日本人観光客が京都を避け始めた5つの理由は?ホテル系J-REITを購入して分配金という不労所得を得るのも一案!一例はいちごホテルリート

  5. 観光客と地元住民は共存できている?成功例や課題を整理!ホテル系J-REITを購入して分配金という不労所得を得るのも一案

  6. 日本旅行で外国人が必ず写真を撮るものランキング!ホテル系J-REITを購入して分配金という不労所得を得るのも一案!一例はインヴィンシブル投資法人

  1. 日本旅行で外国人が必ず写真を撮るものランキング!ホテル系J-REIT…

    2025.08.09

  2. 7月の街角景気は回復でも弱さあり!企業の純利益は過去最高!J-REIT…

    2025.08.08

  3. 6月の街角景気は弱い回復!企業の純利益は過去最高!J-REITを購入し…

    2025.08.08

  4. 6月の消費支出は1.3%増で回復の兆しあり!物価高騰で企業の純利益は…

    2025.08.08

  5. 上半期の経常収支は黒字でも貿易収支は赤字!円安圧力により訪日外…

    2025.08.08

  6. 7月のオフィスの空室率と賃料は共に改善!オフィス系J-REITを購入し…

    2025.08.07

  7. 6月の景気動向指数は「下げ止まり」で企業の純利益は過去最高!対策…

    2025.08.07

  8. 6月の実質賃金は1.3%減で6ヶ月連続マイナス!物価高騰で企業の純利…

    2025.08.06

  9. ニセコ・白馬・沖縄…外国人が溢れる観光地の今!ホテル系J-REITを購…

    2025.08.05

  10. 7月のマネタリーベースは3.9%減でも一層の物価高騰リスクあり!物価…

    2025.08.04