日本を訪れる外国人観光客にとって、旅の思い出を写真に残すことは欠かせません。街を歩けば、カメラやスマホを構えて「パシャッ」とする姿をいたるところで見かけます。
そこで今回は、インバウンド目線で見た「日本旅行で外国人が必ず写真を撮るもの」を当社独自の視点でランキング形式でご紹介します。外国人が何を魅力的に感じているかも見えてくるはずです。
目次
第1位:桜(春限定の圧倒的SNS映え)

桜は日本旅行の象徴ともいえる存在。
特に満開の桜並木、城と桜、夜桜ライトアップは海外の旅行メディアでも毎年特集されるほど人気です。
「一生に一度は見たい景色」として、花びらが舞う瞬間を動画で撮る人も増えています。
第2位:鳥居(神秘的な赤の世界)

伏見稲荷大社の千本鳥居や宮島の大鳥居など、日本ならではの神秘的な光景は外国人の心をつかみます。長く続く赤い鳥居のトンネルは「日本らしさ」が一枚に凝縮された写真スポットです。
第3位:新幹線(未来感とスピードの象徴)

鉄道文化が薄い国の観光客ほど、新幹線を見ると大興奮。
ホームでの発車シーンや、富士山と一緒に撮る構図は海外SNSでよく見かけます。
第4位:コンビニスナック・お菓子棚

コンビニは外国人にとってまるで宝箱。色鮮やかなパッケージ、抹茶味やキャラクターコラボ商品に驚く姿は珍しくありません。
多くの旅行客が「コンビニ haul(戦利品)」動画をSNSにアップしています。
第5位:自販機(並びの美学)

日本全国どこでも見られる自販機は、海外からすると珍しい存在。
色とりどりのドリンクが整然と並ぶ光景や、雪景色の中で光る自販機は特に映えます。
第6位:温泉街の風景

湯けむりが立ち上る石畳の街並み、浴衣姿で歩く観光客――
箱根、草津、銀山温泉など、情緒ある景色は外国人のカメラに収まります。
特に冬の雪景色は人気急上昇中。
第7位:寿司・ラーメンのドアップ

本場の寿司やラーメンは、それだけで海外の友達から「いいね!」が集まる鉄板ネタ。回転寿司のレーン動画や、湯気の立つラーメンの接写が大好物です。
第8位:アニメ・ゲームの聖地

ポケモンセンター、秋葉原のアニメショップ、ジブリパークなどは外国人オタク層に大人気。
キャラクターとのツーショットはSNSで爆発的に拡散されます。
第9位:京都の舞妓さん・着物姿

着物レンタルをして古都を散策する体験は、特にヨーロッパ圏の観光客に人気。五重塔や古民家との組み合わせが「まさに日本!」と感じさせます。
第10位:街の看板・ネオン

新宿の歌舞伎町、道頓堀のグリコサイン、渋谷スクランブル交差点など、
夜のネオンと人混みは「東京らしさ」を象徴するワンシーンです。
まとめ
外国人観光客が写真を撮るものは、「日本らしさ」「非日常感」「ストーリー性」がポイントです。これらのスポットやモチーフを旅行プランや観光PRに組み込めば、SNSでの拡散や集客にもつながると思われます。
ホテル系J-REITを購入して分配金という不労所得を得るのも一案
訪日外国人数は増加傾向です。同時にインバウンドの消費額も順調に伸びており、消費先の割合としては宿泊費が最も高いです(詳細はこちらの記事を参照)。
そこで本記事作成時点では、個人や法人の投資先としてホテル系J-REITも一案だと当社は考えます(J-REITの一覧はこちら)。J-REITを購入及び保有することにより、銘柄によっては、配当金(J-REITの場合「分配金」と呼ばれる)という不労所得を得ることが可能となります。
ホテル系J-REITの一例はインヴィンシブル投資法人
ホテル系J-REITの一例として、インヴィンシブル投資法人(8963)が挙げられます当法人はホテルを主に所有しており、賃貸事業の収入が売上の大部分を占めています。具体的なホテルは、本記事作成時点で下記の通りです(当法人のポートフォリオ一覧はこちら)。
・ホテルマイステイズ
・フレックスステイイン
・アパホテル
・スーパーホテル
・コンフォートホテル
・亀の井ホテル
・アートホテル
・シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
等
合計ホテル数:104
インヴィンシブル投資法人の分配金は増加傾向
インバウンド消費額の増加を背景にして、コロナ禍後のインヴィンシブル投資法人の分配金は下記の通り増加傾向です(出典はこちら)。当法人は6ヶ月ごとの決算です。
・2023年06月期:1,464円
・2023年12月期:1,640円
・2024年06月期:1,917円
・2024年12月期:1,982円
株価は政治及び経済の状況により上下するものの、分配金は上記の通り安定的に増加しています。
以上、参考になれば幸いです。
【留意点】
・本記事は、情報提供を目的としたものであり、金融商品の取引を推奨、助言又は勧誘するものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。実際の投資等についての最終的な決定はご自身で行ってください。
・本記事は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
・本記事の内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
・本記事のいかなる内容も将来の市場環境、将来の投資収益等を保証するものではありません。投資する金融商品の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。