[2021年2月]国内旅行の取扱額が微増

観光庁は4月9日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (2021年2月分)を発表した(リンクはこちら)。それによると、総取扱額は海外旅行、外国人旅行、国内旅行各部門で前年同月と比べ大幅に減少した。詳細は次の通り。

先月に国内旅行の取扱額は悪化し、前年同月比で20.0%であった。それに対し今月の国内旅行の取扱額は多少回復し、23.4%であった。海外旅行と外国人旅行と国内旅行の合計で見ても、先月は前年同月比で12.6%であったのに対し、今月は14.1%と多少回復した。

とはいえ、旅行業界を取り巻く環境が厳しいことに変わりはない。緊急事態宣言が大都市圏で再び発令される見込みであるため、ゴールデンウィークや夏休みの旅行需要は期待できない。当然、Go To トラベル事業の再開は当面無いだろう。

一刻も早く事態が収束することを期待する。

  • コメント: 0

関連記事

  1. 沖縄とハワイは何が違うのか

  2. [2021年5月]訪日外国人数が大幅増加

  3. [2020年6月]旅行需要が持ち直し傾向

  4. [2019年夏休み]人気旅行先ランキング(国内)

  5. [2020年12月]日本人の宿泊者数・客室稼働率が共に悪化

  6. [宿泊業]2019年冬のボーナスはどうなったか

  7. [2023年3月]訪日外国人数、昨年10月以降で最高

  8. 旅館/ホテルの予約経路はどこが最大か

  9. [2020年11月]訪日外国人数が56,700人に倍増

  10. [2020年7月]旅行取扱額が87.4%減少

  11. 沖縄の観光産業への就業意向イメージが良くない?

  12. [2023年7月]訪日外国人数232万人、年間2000万人に迫る勢い

  13. [2021年7月]訪日外国人旅行の取扱額が今月も大幅増加

  14. 旅行会社の未来

  15. [2021年2月]訪日外国人数が7,400人/前年同月比99.3%減

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。