東京カンテイが公表した2025年6月の分譲マンション賃料月別推移によると、東京23区は次の通りでした。
・分譲マンション賃料:4,803円/㎡
・前年同月比:10.8%増
(出典:東京カンテイのこちらの公表内容)
住居系J-REITを購入して、分配金という不労所得を得るのも一案
上記の通り、分譲マンション賃料は上昇しています。そこで本記事作成時点では、個人や法人の投資先として住居系J-REITも一案だと当社は考えます(J-REITの一覧はこちら)。当該J-REITを購入及び保有することにより、銘柄によっては、配当金(J-REITの場合「分配金」と呼ばれる)という不労所得を得ることが可能となります。
住居系J-REITの一例はタカラレーベン不動産投資法人
住居系J-REITの一例として、タカラレーベン不動産投資法人(3492)が挙げられます(当法人のウェブサイトはこちら)。当法人の保有物件の用途別比率は、本記事の作成時点で下記の通りです。
・住宅:39%
・オフィス:28%
・商業施設:21%
・ホテル:13%
上記の通り、当法人は住宅を主に所有しており、賃貸事業の収入が売上の大部分を占めています。具体的な住宅は、本記事の作成時点で下記の通りです(当法人のポートフォリオ一覧はこちら)。
・ラグゼナ平和台
・ラグゼナ勝どき
・ラグゼナ本厚木
・ラグゼナ門真
・アマーレ東海通
等
タカラレーベン不動産投資法人の分配金は増加傾向
分譲マンション賃料の改善を背景にして、コロナ禍後の当法人の分配金は下記の通り増加傾向です。当法人は6ヶ月ごとの決算です。
・2023年8月期:2,617円
・2024年2月期:2,672円
・2024年8月期:2,700円
・2025年2月期:2,800円
株価は政治及び経済の状況により上下するものの、分配金は上記の通り安定的に増加しています。
以上、参考になれば幸いです。
【留意点】
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