経済産業省が公表した2025年6月の商業動態統計調査によると、商業販売額の前年同月比は下記の通りでした。
・商業全体:1.7%増
その内訳は下記の通りでした。
・卸売業:1.7%増
・小売業:2.0%増
(出典:経済産業省、「商業動態統計調査」、本記事作成日に検索)
商業施設系J-REITを購入して、分配金という不労所得を得るのも一案
上記の通り、商業販売額は上昇しています。そこで本記事作成時点では、個人や法人の投資先として商業施設系J-REITも一案だと当社は考えます(J-REITの一覧はこちら)。当該J-REITを購入及び保有することにより、銘柄によっては、配当金(J-REITの場合「分配金」と呼ばれる)という不労所得を得ることが可能となります。
商業施設系J-REITの一例はエスコンジャパンリート投資法人
商業施設系J-REITの一例として、エスコンジャパンリート投資法人(2971)が挙げられます。当法人は商業施設を主に所有しており、賃貸事業の収入が売上の大部分を占めています。具体的な物件は、本記事作成時点で下記の通りです(当法人のポートフォリオ一覧はこちら)。
・ヤマダ電機テックランド札幌白石店
・あすみが丘ブランニューモール
・西白井駅前プラザ
・ケーズデンキおゆみ野店
・tonarie南千里
・tonarie清和台
等
合計物件数:38
エスコンジャパンリート投資法人の分配金は増加傾向
商業販売額の改善を背景にして、当法人の分配金は下記の通り増加傾向です。当法人は6ヶ月ごとの決算です(出典はこちら)。
・2023年7月期:3,238円
・2024年1月期:3,227円
・2024年7月期:3,242円
・2025年1月期:3,474円
株価は政治及び経済の状況により上下するものの、分配金は上記の通り安定的に増加しています。
以上、参考になれば幸いです。
【留意点】
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