日本政府観光局(JNTO)が公表した2025年7月の訪日外客数(訪日外国人数)によると、結果は下記の通りでした。
・訪日外国人数:343万7,000人
・前年同月比:4.4%増
(出典:日本政府観光局(JNTO)、「訪日外客数」、本記事作成日に検索)
7月としては過去最高です。
増加の要因としては、東アジアや欧米豪・中東を中心に多くの市場でスクールホリデーに合わせた訪⽇需要の高まりがみられたことと見られます。
訪日外国人数の国籍別ランキングのトップ3は下記の通りでした。
1位 中国 97万4,500人
2位 韓国 67万8,600人
3位 台湾 60万4,200人
ホテル系J-REITを購入して、分配金という不労所得を得るのも一案
上記の通り、訪日外国人数は順調に伸びており、訪日外国人の消費先としては宿泊費の割合が高いです。そこで本記事作成時点では、個人や法人の投資先として、ホテル系J-REITも一案だと当社は考えます(J-REITの一覧はこちら)。J-REITを購入及び保有することにより、銘柄によっては、配当金(J-REITの場合「分配金」と呼ばれる)という不労所得を得ることが可能となります。
ホテル系J-REITの一例はインヴィンシブル投資法人
ホテル系J-REITの一例として、インヴィンシブル投資法人(8963)が挙げられます。当法人はホテルを主に所有しており、賃貸事業の収入が売上の大部分を占めています。具体的なホテルは、本記事の作成時点で下記の通りです(当法人のポートフォリオ一覧はこちら)。
・ホテルマイステイズ
・フレックスステイイン
・アパホテル
・スーパーホテル
・コンフォートホテル
・亀の井ホテル
・アートホテル
・シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
等
・保有ホテル数:104
インヴィンシブル投資法人の分配金は増加傾向
インバウンド消費額の増加を背景にして、インヴィンシブル投資法人の分配金は下記の通り増加傾向です(出典はこちら)。当法人は6ヶ月ごとの決算です。
・2023年06月期:1,464円
・2023年12月期:1,640円
・2024年06月期:1,917円
・2024年12月期:1,982円
株価は政治及び経済の状況により上下するものの、分配金は上記の通り安定的に増加しています。
以上、参考になれば幸いです。
【留意点】
・本記事は、情報提供を目的としたものであり、金融商品の取引を助言、推奨又は勧誘するものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。実際の投資等についての最終的な決定はご自身で行ってください。
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