不動産経済研究所が公表した2025年10月の「首都圏 新築分譲マンション市場動向」によると、東京23区は下記の通りでした。
・供給戸数:535戸(前年同月比34.4%減)
・平均価格:1億5,313万円(前年同月比18.3%増)
・㎡単価:252.5万円(前年同月比34.5%増)
(出典:不動産経済研究所、「首都圏 新築分譲マンション市場動向」、本記事作成日に検索)
平均価格はとうとう1.5億円を超えました。新築分譲マンション市況の好調ぶりが示されました。
価格高騰の理由7つ
価格高騰の理由は多々あるものの、主なものは下記の通りと考えられます。
1.低金利・金融緩和の継続による購入需要の高まり
2.円安を利用した海外投資マネーの流入
3.不労所得や節税を意識した富裕層の動き
4.郊外から都心回帰の傾向、在宅勤務明けの反動
5.建築コスト・用地取得費の上昇
6.高価格路線(億ション)へのシフト
7.共働き世帯の増加による購入需要の高まり
不動産業の株を購入して、配当金という不労所得を得るのも一案
上記の通り新築分譲マンション市況は好調です。しかし「マンションを購入するには資金が・・」という方も多いと思います。
そこで本記事作成時点では、個人や法人の投資先として不動産業の株も一案だと当社は考えます。当該株を購入及び保有することにより、銘柄によっては、配当金という不労所得を得ることが可能となります。マンションを購入せずに、市況好調の恩恵を受ける方法です。
不動産業の一例はフージャースホールディングス(3284)
不動産業の一例として、フージャースホールディングス(3284)(以下、フージャース)が挙げられます。当法人の事業内容及び展開ブランドは、本記事の作成時点で下記の通りです。
【事業内容(出典はこちら)】
・不動産開発事業
・CCRC事業(シニア、介護保険関連)
・不動産投資事業
・不動産関連サービス事業
【展開ブランド(出典はこちら)】
・新築分譲マンション「デュオヒルズ」
・新築コンパクトマンション「デュオヴェール」
・新築一戸建て「デュオアベニュー」
・リノベーションマンション「デュオリスタ」
・シニア向け分譲マンション「デュオセーヌ」
フージャースの配当金は増加傾向
不動産業界の好調を背景に、フージャースの配当金は下記の通り増加傾向です。
・2022年3月期:36円
・2023年3月期:52円
・2024年3月期:55円
・2025年3月期:62円
株価は政治及び経済の状況により上下するものの、配当金は上記の通り安定的に増加しています。
以上、ご参考になれば幸いです。
【留意点】
・本記事は、情報提供を目的としたものであり、金融商品の取引を推奨、助言又は勧誘するものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。実際の投資等についての最終的な決定はご自身で行ってください。
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・本記事の内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
・本記事のいかなる内容も将来の市場環境、将来の投資収益等を保証するものではありません。投資する金融商品の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。
















