日本政府観光局(JNTO)は、2025年3月の訪日外客数(訪日外国人数)の推計値を発表した(リリース内容はここをクリック)。
発表によると、2025年3月の訪日外国人数は349万7,600人で、前年同月比13.5%増だった。3月としては過去最多となった。2025年1~3月の累計は1,053万人を超え、過去最速で1,000万人を突破した。コロナ禍からの回復が示された。
増加の要因としては、春の桜シーズンに⼊ったことや、中東地域でイスラム教の断食明け休暇に入ったことと見られる。
当月の訪日外国人数の国籍別ランキングのトップ3は次の通り。
1位 韓国 69万1,700人
2位 中国 66万1,700人
3位 台湾 52万2,900人
トップ3の顔ぶれは前月と同じだった。
※JNTOによる訪日外国人数とは、日本を訪れた外国人旅行者の数を指す。具体的には下記の算出式から算出される。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外客数に含まれる。乗員上陸数(航空機・船舶の乗務員)は訪日外国人数に含まれない。
訪日外国人数=(国籍に基づく法務省集計による外国人正規入国者)-(日本を主たる居住国とする永住者等の外国人)+(外国人一時上陸客等)
この記事へのコメントはありません。