[2020年9月]国内旅行の取扱額が回復傾向

観光庁は11月13日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報(令和2年9月分)を発表した(リンクはこちら)。新型コロナウイルスの感染拡大による旅行の延期及び中止により、総取扱額は前年同月と比べて大幅に減少した。結果は次の通り。

出典:観光庁

結果を詳細に説明すると、海外旅行の取扱額は前年同月と比べて1.7%であった。先月とほぼ同じである。次の外国人旅行のそれは前年同月と比べて2.3%であった。先月よりも悪化した。

しかし国内旅行については、Go To トラベルキャンペーンの効果が一層現れたため、前年同月と比べて37.2%だった。先月の、前年同月比23.7%よりも大幅に回復した。

現時点では、「Go To トラベル」キャンペーンは2021年1月に終了する予定である。しかし赤羽国交相は、「GoToトラベル」キャンペーンについて「地方の経済の状況を見ますと、延長したいというふうに思っています」と発言した。一部では、来年の春の大型連休まで延長されるとの見方もある。 新型コロナウイルスの感染は拡大しているものの、景気の底上げも必要であろう。完全な両立は難しいが、国民の理解を得ながら進めてもらいたい。

  • コメント: 0

関連記事

  1. [2020年12月]訪日外国人数が58,700人に増加/通年では87%減少

  2. 沖縄とハワイは何が違うのか

  3. [2020年1月]訪日外国人数が減少

  4. [2020年10月]訪日外国人数が27,000人超え

  5. [2025年1月]訪日外国人数378万人、単月での過去最多を更新

  6. [2022年4月]訪日外国人数、約2年ぶりに10万人超

  7. ホテルが多すぎる?

  8. [2021年9月]訪日外国人数が3割増

  9. [2022年10月]訪日外国人数、前月の2.5倍に

  10. [2021年2月]国内旅行の取扱額が微増

  11. [2024年4月]訪日外国人数304万人、2ヶ月連続で300万人超

  12. 旅行会社の未来

  13. [2020年11月]宿泊者数・客室稼働率が共に回復傾向

  14. [2024年3月]訪日外国人数308万人、単月として初の300万人超

  15. [2021年2月]訪日外国人数が7,400人/前年同月比99.3%減

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。