[2021年3月]国内旅行の取扱額が増加

観光庁5月21日に、主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (2021年3月分)を発表した(リンクはこちら)。それによると下記の画像の通り、総取扱額は前年同月比で122.5%である。前年同月よりも増加した。

内訳を見ると、海外旅行と外国人旅行は前年同月比で減少した。しかし国内旅行が前年同月比で163.3%と大幅に増加したため、全体としては増加した。

前年同月といえば、経済に対する新型コロナウイルスの影響が大きく出始めた時期でもある。2021年3月の国内旅行の取扱額が1年前と比べて回復しているというニュースは喜ばしい。

しかし、国境をまたぐ旅行は未だに制限されている。そのことは、海外旅行と外国人旅行の取扱額が悪化していることに現れている。

旅行業界は全体としては着実に回復しているため、現状のペースが続くことを期待する。

  • コメント: 0

関連記事

  1. [2024年8月]訪日外国人数293万人、7カ月連続で同月の過去最高

  2. [2022年9月]訪日外国人数、コロナ以降初めて20万人超

  3. [2020年11月]宿泊者数・客室稼働率が共に回復傾向

  4. [2020年7月]旅行取扱額が87.4%減少

  5. [2021年5月]訪日外国人数が大幅増加

  6. 日本人は余暇をどう過ごしているのか

  7. 旅行会社の未来

  8. [2020年9月]訪日外国人数が1万人を回復

  9. [2021年通年]訪日外国人数は前年比94%減

  10. [2021年8月]訪日外国人数が約3倍

  11. [2020年4月]訪日外国人数が99.9%減少

  12. [2021年1月]国内旅行の取扱額が再び悪化

  13. [2023年12月]訪日外国人数273万人、年間2,500万人超え

  14. 民泊の状況はどうなっているのか

  15. [2022年7月]訪日外国人数、4ヶ月連続で10万人超

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。